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suzunone

suzunone11.exblog.jp

あと1ヶ月!

茨木市・彩都でピアノ・リトミックを教えていますsuzuです。

気持ちのいいお天気が続いていますね。
布団カバーをセッセと洗いながら仕事をしています。

我が家はセキセイインコを2羽飼っていますが、お天気のいい日はベランダに出しています。
彩都はいろいろな小鳥さんが飛んでいます。(フンさえしなければいくらでも遊びに来て欲しいのですが・・・)
野鳥さんたちは口に枝を何本か加えて我が家のインコちゃんに会いに来てくれます。
うちのインコちゃんにプレゼントしたいのかなぁ。
我が家のインコはお友達がやってくるといつも硬直しています^_^;

さて、発表会まで1ヶ月!

昨日Yちゃんのレッスンがありました。
ゴールデンウィーク後によく練習してきたYちゃん。
練習してきたかどうかは音を聴くと一瞬でわかります。
もっと言うとインターホンから聞こえる生徒さんの「こんにちは」でわかります。

「Yちゃん、とってもよくがんばってるね!」と褒めたら
「うん。とにかく毎日練習してる」と。

ピアノは他の習い事と違って毎日の積み重ねでしか成果が出ないのですが
わかっていてもついつい「今日は練習しなかった」なんていう時もあります。
「とにかく毎日練習する」簡単なようですが実行は難しい。
毎日努力できることは一つの才能だと思います。

そしてさらにピアノの大変なところは弾くだけで練習にならないということです。
頭を使ってきたかということです。
楽譜や付箋に書かれていることを練習できないとただ弾いているだけで進歩がないです。

習いたての頃はお母さま方に練習を見ていただくことも必要ですが
ずっとお母さま方にお願いし続けるのは大変なことです。
だんだん自分の力で楽譜を読んだり
「練習しなさい」と言われなくても練習する生徒さんを育てたいと日々思っています。
ひとりひとりの個性もあるし、アプローチがとても難しいです。

最近思うのは
「練習したい」と思わせるレッスンってどういうレッスンなんだろうということです。
ただただ優しく接するのもよくないし、厳しすぎるのもよくないです。

先週、高学年の生徒さんに何年ぶりかの大雷を落としました。
ものすごく疲れてしまいましたが、このことがひとつのきっかけになればいいと思います。

高学年なのでなぜ叱られたかがよくわかってくれたかなと思います。
先生が怖いから練習するのはよくないね。みんなわかるね?
みんな忙しいし仕方ないで終わってしまってはそれ以上の成長はないよね。
忙しいのはみんな同じ。合同練習も忙しい中せっかく集まっているんだから
楽しい時間になるようにどうしたらいい?

いろいろお話しました。目に涙をいっぱい浮かべて聴いてくれる生徒さんも
いました。

ピアノという楽器は弾く人がひとりの時も連弾などで大勢のときも
まるで鏡のように映し出せる楽器です。
「練習してきたね」とか「さぼったね~」とかを音で返事してくれています。
ピアノの通訳が私の仕事。褒めるのはすぐにできますが「さぼったね~」を
生徒に伝えるのは難しい。
生徒さんのやる気を引き出せる言葉に置き換えるために日々勉強です。

発表会は一位を決める場所ではありません。
自分でいい演奏ができた!ピアノにそう褒めてと思ってもらえるように私もがんばります。

by suzunone1111 | 2016-05-19 14:16 | ピアノ
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