【Aくん(小5)】
教室にとっては2年ぶりのコンクールです。
今年は3人の生徒さんがチャレンジしました。
Aくんは毎日よく練習してくる生徒さんです。
力がついてきたので数年前からコンクールへの声掛けをしていたのですが
前に出るタイプではないのでなかなかOKがもらえませんでした^^;
5年生になってだんだんと意欲も出てきて
学校の音楽や市の合同音楽会などのピアノ伴奏などにも
立候補し、オーディションで選ばれる機会にも恵まれていました。
レッスンで言葉は少ないAくんですが、音に対する集中力やセンスを感じることは多くあって、
今年はいつも以上に本気で(笑)コンクールへの声掛けをしました。
今年は「うん。がんばってみようかな」というお返事をもらって
ブルグミュラーコンクールに出てみることになりました。
もうブルグミュラーのテキストは終わっているのですが
初めてのコンクールということもあり背伸びをしないで
チャレンジしてみることにしました。
曲は「乗馬」
細かいところもとてもよく理解して持ち前の耳の良さで
1週間で必ず弾けるように練習してきます。
5年生なのでレッスンも練習はひとりです。
いい感じに仕上がってきて、あとは本番を待つのみ!だったのですが
コンクールの少し前から体調不良でコンクールに出場することができませんでした(T_T)
練習の姿勢に非の打ち所がなく、納得のいく経過だっただけに
本人、お母様、私のショックは大きく、本当にガッカリでした。
他日程への変更ができないか...など、コンクール事務局へ問い合わせをしましたができずでした。
ブルグミュラーコンクールは動画審査もあるのでそれでリベンジと考えましたが
動画審査はファイナル進出のチャンスは与えられない条件。
やっとコンクール出る気になったAくんなので
2次審査があるコンクールがいいなと思いました。
しばらくずっとスマホやパソコン、ピティナから送られてくる資料とにらめっこしながら
同じ曲でリベンジできるコンクールはないかなと調べていたら
「エチュードコンクール」にヒット!
要項をダウンロードして熟読しました。
お母様に連絡してファイナルに出場できた場合までのスケジュール確認をして
何とか申し込み期間に間に合ってリベンジするチャンスができました。
今は一旦「乗馬」の練習はお休みしています。
「エチュードコンクール」では、違った解釈の「乗馬」で
レッスンしたいと思っています。
解釈を変えて演奏する面白さを伝えたいです。
もうここ数年ずっとそうですが、結果を出す出さないではなく、
計画したことを実行していくことが普通にできるかどうかわからない日々です。
予定通りにいかないことが続くとちょっと心が凹んでしまいますが
子どもたちは今を楽しんでいます。
レッスンでは生徒さんからたくさんの元気をもらえています。
いつもありがとうございます♡
Aくんとがんばるエチュードコンクールは
予選は動画審査でエントリーしました。只今準備中です。
ファイナルはトップ画像のアクリエ姫路中ホール。
少し遠いですがホールで演奏できることを夢見てがんばれるといいなぁ!